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Infinite Volumeでのシンプロビジョニングの使用について
Infinite Volumeでシンプロビジョニングを使用すると、実際よりも多くのストレージをユーザに提供できるなど、シックプロビジョニングに比べて多くの利点があります。 シンプロビジョニングを使用する前に、その欠点について理解し、シンプロビジョニングによって可能となるスペースの容量について把握しておく必要があります。
シンプロビジョニングでは、関連付けられたアグリゲートのサイズによってInfinite Volumeのサイズが制限されることがありません。 少ない容量のストレージに大容量ボリュームを作成し、必要になったときにディスクを追加していくことができます。 たとえば、合計で5TBのストレージとなる複数のアグリゲートを使用して10TBのボリュームを作成できます。 アグリゲートが提供するストレージは、データが書き込まれたときにのみ使用されます。 シンプロビジョニングは
「アグリゲート オーバーコミット」
とも呼ばれます。.
シンプロビジョニングの利点
Infinite Volumeでシンプロビジョニングを使用する利点は次のとおりです。
•
物理ストレージのコストを、実際にストレージが必要になったときまで先延ばしにできます。
ユーザに必要な容量が割り当てられ、一方で価値のあるリソースが使用されないままになることはありません。
•
アグリゲートの使用状況を監視できます。
シンプロビジョニングを使用すると、
[使用済みのサイズ]
、
[使用済み(%)]
、
[利用可能なサイズ]
などのアグリゲートの使用状況に関する情報に、データの格納に使用されている実際のスペースが反映されます。 シックプロビジョニングを使用した場合、アグリゲートの使用状況は割り当てられたスペースを基に表示されます。このスペースは、実際にデータの格納に使用されているスペースとは異なる場合がほとんどです。
•
ストレージ追加後にボリューム サイズを変更する必要はありません。
シンプロビジョニングされたボリュームを設定して、必要な場合にアグリゲートからより多くのスペースを自動的に確保するようにできます。 ただし、アグリゲートをオーバーコミットした場合は、利用可能なスペースを監視し、必要に応じてアグリゲートにストレージを追加して、スペース不足による書き込みエラーを回避する必要があります。
シンプロビジョニングの欠点
シンプロビジョニングには次の欠点があります。
•
Infinite Volumeに関連付けられたアグリゲートをオーバーコミットした場合は、書き込まれるデータを収容するのに十分なスペースがボリュームにないとボリュームへの書き込みが失敗する場合があります。
•
管理者はボリュームに関連付けられたアグリゲートの空きスペースを頻繁に監視し、必要な場合に物理ストレージを追加しなければなりません。
シンプロビジョニングによって影響を受けないスペースの使用
Infinite Volumeでシンプロビジョニングが使用されている場合、すべての未使用スペースをデータに使用できるわけではありません。 ストレージ システム自体に、次の用途のスペースが必要です。
•
ネームスペース(常にシックプロビジョニングを使用)構成要素用
たとえば、2TBのネームスペース構成要素が含まれる新しいInfinite Volumeを作成してシンプロビジョニングを使用した場合、Infinite Volumeにデータがまったくない状態でも2TBのスペースが使用されていると表示されます。 ネームスペースのサイズは、Infinite Volumeの設定サイズなど、いくつかの要素によって決まります。
•
各データ構成要素で必要とされるメタデータ用
あるInfinite Volumeで、データ構成要素のメタデータに必要な合計スペースは、そのInfinite Volumeの設定サイズの約0.5%です。
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